可愛いけど少し不気味な絵 BURTON KILROY PROCESS & KILROY CUSTOM

最近少し涼しくなってきましたね。

少し涼しくなるだけでもテンションが上がり、

冬を待ち焦がれているのは皆様も同じかと思います。

 

A-BONYでは徐々に17-18シーズンのギアが入荷してきております。

個人的にも見ているだけでもわくわくしております。

 

今日はその中から今季話題の『KILROY』についてご紹介させていただきたいと思います。

 

 

先日のブログでもご紹介しておりましたが、

今日は『KILROY』というグラフィックについてより掘り下げてご紹介したいと思います。

 

 

 

〇キルロイ参上

 

 

『KILROY WAS HERE(キルロイ参上)』

この絵はもともと誰かが書いた落書きだそうです。

その起源とは?

 

そこには諸説あり、

 

キルロイという名前をした男が船に書いていた印が起源という説。

 

キルロイという男が恋人をレストランで待っていた時、

いつまで待っても現れない彼女へのメッセージとしてテーブルに

『KILROY WAS HERE(キルロイはここにいたよ)』

というメッセージとともに彼がよく描いていた鼻の長い妖精の絵を描いたのが起源という説。

 

兵士であるキルロイという鼻の長い男が戦争から生きて還ってきたことを称えるために

彼の仲間たちが『KILROY WAS HERE』というメッセージとともに

壁の向こうからキルロイが大ファンであるレッドソックスの試合を見ている様子を描かれた絵が起源という説。

 

主にこの3つがそうではないかと信じられている説です。

そしてこの3つに共通して言えることはすべて

『存在証明』ということです。

自分や仲間が存在する証拠はいたるところにあるんだという印です。

 

本当にいろいろなところに描かれていたそうで、噂では自由の女神の松明やエベレスト山頂や月にまで。笑

 

これが『KILROY WAS HERE(キルロイ参上)』の起源とされている説です。

 

 

そしてこの『KILROY WAS HERE(キルロイ参上)』がグラフィティアートの源流とも言われているのです。

 

世界一有名ともいわれるグラフィティアーティスト”BANKSY”の有名な作品。

 

 

一時期、日本でも大流行したキース・へリングによる作品。

 

 

日本の著名なラッパーやそのお店に描かれたグラフィティ。

 

 

HIP HOPを構成する、グラフィティアート、ラップ、DJ、ブレイクダンスや、

スケートボード、そしてスノーボードもまとめてカウンターカルチャーという風に言われています。

 

既存の文化や体制を否定し、それに敵対する文化 という意味です。

 

同じカウンターカルチャーであるグラフィティアートとスノーボード。

そのグラフィティアートの起源ともされる『KILROY WAS HERE(キルロイ参上)』。

そんな歴史あるグラフィックが描かれた KILROY PROCESS と KILROY CUSTOM 。

なにか感慨深いものを感じないでしょうか。

 

見た目や性能で選ぶのも大事ですが、こういったグラフィックの歴史なんかを掘り下げてみると

もっと、自分の今持っている板、これから買おうと持っている板に愛着が湧くのではないでしょうか。

 

 

STAFF ヒロユキ

 

今年はKILROY PROCESSにしよかなー

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