- トピック -
“エコーレース SJ ボア“
SALOMONより今季から登場の新モデルECHO LACE SJ BOA。
昨シーズンまで登場していたSYNAPSEが無くなり、このモデルが登場しました。
名前にもある通り、リサイクル素材や天然素材を使用した環境に優しい、新時代を担うブーツで、SALOMONブーツのこだわりである、『フィット性』と『ホールド性』を高いレベルで実現したトップモデルです。
アウターには3Mシンサレート(高機能中綿素材)を搭載。しっかりとした断熱で足冷えを起こしません。
また、アスター上部にはパワーストラップを搭載しており、締め具合でフレックスの微調整が可能。
これがあると、ブーツがヘタってきてもフレックスを維持できるので、長期的に見たときに、あると必ず得するパーツです。
■推しポイント①:STR8TJKT PRO
ECHO LACE SJ BOAにはSALOMONのテクノロジー『STR8TJKT BOA PRO』が唯一搭載されています。
ブーツアウター内部に取り付けられたハーネスシステムが足首をより集中的に締めることが出来ます。
足首だけ独立して締めることのできるブーツは多く出ておりますが、アウターで足首を集中して締めるだけで、インナーから直接締めることのできるブーツはほとんど出ておりません
僕自身、足首をかなり締めたい派なので、最初履いたときにはかなり感動しました。
このシステムが搭載されているのはSALOMONの中でもシューレースタイプのブーツのみなので、思い切って今年はSALOMONのシューレースブーツ、『ECHO LACE SJ BOA』と『DIALOGUE LACE SJ BOA』のみセレクトしたという背景もあります。
■推しポイント②:CONTAGRIP
ECHO LACE SJ BOAのアウターソールにはSALOMONのテクノロジー『CONTAGRIP』を搭載。
SALOMONは登山靴やトレイルランニングシューズなども発売しているブランドですので、そこで使われているテクノロジーをスノーブーツにも搭載。
グリップ力の高いソールが、ビンディング上でもグリップし、一体感が強まります。
また、ハイクアップ時にもソールが雪面をしっかり捉えるので、BCシーンでも活躍間違いなしです。
■推しポイント③:アウター足首部分の可動域
写真の赤く塗った部分は、アウターがフレックスしやすいように別の生地に張り替えてあります。
この部分はブーツがフレックスするときに一番負荷がかかる場所です。
ここが硬いブーツは踏みづらく、なんとか踏めるようになっても、すぐにヘタって行き寿命を迎えがちです。
ブーツを踏める=ボードへの加重が強まり、伝えたい力がそのままビンディングを通してボードに伝わります。
結果、ボードコントロールアップにも繋がるというわけです。
■推しポイント④:インナーに関して
ECHO LACE SJ BOAのインナーは熱成型対応のPRECISION LINER。
足当たりの悪い部分はこれにより解消が可能です。
(左がDIALOGUE LACE SJ BOAのインナー、右がECHO LACE SJ BOAのインナー)
別モデルのインナーと比べると、甲の部分のレースが1本少なくなっております。
ですので、甲に対してのプレッシャーが少なく済むので、甲高の人はこれだけでも選ぶ価値のあるブーツになるのではと思います。
■履いた感想
感想としては、やはりSTR8TJKT PROによる足首の締め具合が非常に良く、ブーツとの一体感を特に感じられるモデルだと感じました。
中のサイズ感は少し大きめ?
僕は両足共に実寸26.0cmで、幅は標準~やや狭めなのですが、27cmでは少しゆとりを感じたので、もしかしたら26.5cmでもいいかも?
これはまた26.5cmが入荷してきたら試したいと思います!
フレックスはややハリのあるミドルフレックスで、パワーストラップで調整が効く点が◎
紐の通し方で細かにフレックス調整できるので、色々試しながら好みのフレックスを探すのが楽しそうなブーツです!
インナーがやや長めで踏める部分が多いので、加重がしやすいのかな?とも感じました。
試乗会で履いて一番感動したブーツ。
個人的に、久々にときめいた今シーズン一番推しのブーツです。
STAFF ヒロユキ