スノーギアを揃えていく上でついつい値段やサブアイテムとして選んでしまいがちなアイテムが多数あります。
その中には『グローブ』も当てはまってくることが多いと思います。
他にお金を使っちゃったから余ったお金で買えるもの、ウェアとの色合わせで選ぶなど。
どれも不正解ではありません。
スノーギアを選ぶのは必ずしも機能面だけではなく、フィーリングや見た目で選ぶというのも醍醐味の一つだと思います。
ただ、個人的にブーツ・グローブ・ゴーグル・インナーなど、直接肌に触れるギア、体に近いギアというのは、機能面も見ながら選ぶほうがいいかなと思っています。
理由は、失敗したときにライディングに大きく影響してしまうからです。
痛い、寒い、冷たいなどのストレスはかなり負担が大きく、せっかく長い時間とお金をかけてゲレンデに行っても、滑れなくなってしまっては本末転倒。
1日の限られた時間を全力で楽しむために、体に触れるギアは慎重に選ぶほうが良いというのが僕の意見です。
今日は『機能面でグローブを選びたい』と思っている方におすすめのグローブの紹介です。
[ak] Clutch GORE-TEX Mittens
COLOR : TRUE BLACK
BURTONの[ak]ラインより毎年登場している”[ak] Clutch GORE-TEX Mittens“に今年はアップデートが入りました。
親指と人差し指周りに補強がされており、グリップ性や耐久性がアップしています。
リストストラップも付いているので無くす心配なし。
■3本指という選択
“[ak] Clutch GORE-TEX Mittens“はミトン形状を基本として、人差し指だけ独立した3本指形状となっております。
この形状のメリットは、人差し指だけ独立して動かすことができる為、作業性がアップすることにあります。
ザックのジッパーやポールを持つときなどに力強く指を動かすことができます。
慣れていないと最初は違和感がありますが、滑り始めれば気になることはまずありません。
■GORE-TEX
現在A-BONYでお取り扱いしているグローブのほとんどが、完全防水素材GORE-TEXを使用したものをセレクトしています。
理由は単純、『濡れない』からです。
防水素材の王様、GORE-TEXへの信頼は説明の必要もない程に厚いのです。
僕自身、スノーボードを始めたての時に、それこそお金がない+見た目の良さで安いグローブを使っていた時期がありましたが、すぐに濡れるわ、凍るわですぐに買い替えた経験がありました。
やっぱりその経験をすると、多少値段は高くなっても安心して着けていられるものをチョイスしたくなります。
ただ、GORE-TEXじゃないと濡れるというわけではありません。
それ以外のグローブもセレクトしていますが、しっかりと性能の高いものを選んでおりますのでご安心を。
■PRIMALOFT
中綿にはPRIMALOFT(プリマロフト)を採用。
PRIMALOFTとは、ダウン(羽毛)に代わる化学繊維を使用した中綿素材のことです。
ダウンは水や湿気に弱く、濡れると嵩がつぶれてしまい保温効果が薄れてしまいます。
その点PRIMALOFTは繊維自体に撥水性が持たしてあり、水に濡れても保温効果をキープできるのです。
■すごーく細かいけど少しうれしいアップデート
今季モデルから人差し指にはなにやらひっかけれそうなループが付きました。
これはグローブを乾かすときに使います。
中が濡れている場合、指先を下にして乾かしてもなかなか乾きません。
手首側を下に出来ることで効率的に乾かすことが可能になりました。
細かいけど嬉しい仕様です。
いよいよゲレンデも少しずつオープンし始め、そわそわが止まらなくなってきてます。
今年はどのタイミングでシーズンインしようか?
STAFF ヒロユキ