パウダーボードの入門編として買っても◎ SALOMON | HPS – TAKAHARU NAKAI

HPS – TAKAHARU NAKAI

 

22/23モデル HPS - TAKAHARU NAKAI [L41505000]

Waist Width Nose Width Tail Width Set Back Eff Edge
161cm 26.4cm 31.2cm 30.0cm 30mm 119cm

今年で登場から5シーズン目を迎えるSALOMON PRO SERIESのフリーライディングボード”HPS – TAKAHARU NAKAI
今年は昨年から変更点は無く、継続での販売となります。
もはや完成形となった為、あえて細かい変更はせずにリリースしたいという中井孝治氏の想いが込められています。

今年も大人気により、現時点で在庫は既に残り161cmのみとなってしまいました。

だからといって体格の大きい人だけが選べるサイズというわけでは御座いません!

実際にこのボードを開発したSALOMONライダー中井孝治氏は、165cmという体格ですが161cmもチョイスしてライディングされています。

 

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僕も161cmを試乗したことありますが、思っているほど取り回しの悪さは感じず、むしろディープパウダーでは161cmが絶対に調子いい!とも感じました。(身長は172cmです)

ではなぜ161cmという長さでも扱いやすいのか?その秘訣は形状にあります。


■パウダーキャンバー

HPS – TAKAHARU NAKAIの形状は、キャンバーのピークをテール寄りの後ろ足の真下に配置し、ノーズに向かってロッカー形状になっているパウダーキャンバー。

こうすることでノーズ部分の浮力を生み出し、後ろ重心の滑りでもボードの反発を効率的に引き出します。

つまり、ノーズのキックのスタートが前足の足元辺りから始まるので、それに伴い有効エッジ・接雪長は短くなります。その為161cmというサイズでも長さを感じにくくなっているんです。


■試乗した感想

試乗した感想としましては、まずはソフトフレックスな乗り心地が、全体的な扱いやすさを生み出しています。
柔らかい=容易に板をしならせられるという事なので、板本来の性能を引き出しやすいとも言えます。

そして、パウダーキャンバーは爆発的な浮力を生み出しながら安定したポジションで乗ることが出来る為、パウダーエリアでもブレないコントロール力を生み出してくれます。
エッジではなく面で雪を捉えて、体重の加重・抜重でコントロールを行う、パウダーライディングならではの滑り方が安定して行いやすいのです。

つまり、パウダーボード初心者の方にもおすすめできるモデルなんです。

また、パウダーランだけではなく、重心がテール寄りにあり、エッジも雪面をよりグリップしやすい形状をしている為、カービングも問題なく行けます。

グルーミング、パウダーを問わず1本で行けるボード、しかもかなりのディープパウダーまで対応可能という点が本当に持っておいて損の無いボードだなと感じました。


今年もラニーニャ現象により良い降雪が見込めそう!

パウダーボードとしても、メインボードとしても使える”HPS – TAKAHARU NAKAI“、早い者勝ちですので準備はお早めに!

尚、SALOMONのPRO SERIES商品は、基本的に通販での販売が禁止となります。
遠方にお住まいで購入を希望される方は、一度お問い合わせくださいませ。

STAFF ヒロユキ

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