いよいよ7月に入り、梅雨明けももうすぐ?
水遊びが出来る時期がすぐそこにまで近づいてきました。
A-BONYでは昨年からSUPを取り扱い始め、初年度ながら多くの方にSUPセットをご購入いただきました。ありがとうございます。
ただそのタイミングでパドルも追加で買われる方はほとんどいらっしゃいません。
それもそのはず、大体のSUPセットには最初からパドルが付属してくるので、まずはそのパドルで始められる方がほとんどですし、僕たちとしてもまずはそのパドルから始めてみましょうというスタンスです。
でも何度かSUPを経験して、「このパドル少し重たいな、、、」そう感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に向けてパドルの買い替えの参考になればと思い、今回は2ピースパドルにフォーカスして紹介します。
- トピック -
■パドルの種類
パドルは大きく分けて3種類に分かれます。
・3ピースパドル
・2ピースパドル
・1ピースパドル
最初に付属してくるのは大体3ピースのアルミパドル、名前の通り3分割に出来るパドルです。
その他に2分割の2ピースパドル、畳むことはできないが最も力が伝わりやすく軽量性に優れる1ピースパドルがあります。
■3ピースと比べて
3ピースと2ピース、収納の便利さで言えば3ピースの方が小さく畳めるので収納・移動には便利です。
ただ、その分接合部分が増えるのでそれに伴ってパーツも増え、結果全体の重量が3ピースの方が重くなってしまいがちです。
この重量というのがパドル選びにおいてはかなり重要な部分になってきます。
最初から付属してくる3ピースパドルの多くは約1kgほどの重量がありますが、今回ご紹介するパドルの重量は約600g。
小さな差に見えますが、SUPではパドルを何度もストロークすることになるので、この小さな差が後半には大きな差になってきます。
重いということはその分体力を使うということ、筋力に自身の無い方は特に疲れに直結しますので、軽量性というのはパドル選びにおいてかなり重要になってきます。
■サイズ調整が可能
先程、軽量性のお話をしましたが、その部分だけ切り取れば1ピースパドルが最も軽量性に優れます。
ですので、パドル選びのポイントが軽量性だけなら1ピースパドルをおすすめします。
ただ、今回はまだSUPにハマって日が浅い方にフォーカスして紹介しています。
そういった方を対象に考えたとき、まだSUP遊びのスタイルや、漕ぎ方のスタイルが定まっていない方が多いと思います。
その状態で1ピースパドルを選ぶときに発生するのがサイズ選びの問題です。
1ピースパドルは名前の通り分割が出来ないので、体格やパドリングスタイルに応じた長さにカットしてあげる必要があります。
ある程度経験をされている方であれば自分に合った長さを把握されていると思いますが、まだ経験が浅い方では適切な長さを把握していないことがほとんど。
その状態で1ピースパドルを選ぶと、「やっぱりサイズが違った!」と感じたときに、短くする分にはいいですが長くすることはできないのでパドル自体を買い替えることになってしまいます、、、
なので、2ピースパドルであれば軽量性とサイズ調整を両立することが出来る為おすすめなのです。
■複数人でシェアできる
3ピースパドルでも同じことが言えますが、家族や友人、恋人と1本のパドルを共有してそれぞれの体格に合わせてサイズ調整が出来るので、複数の方とシェアが出来ます。
試しに1本、2ピースパドルを買ってみて複数人とシェアすることで買い替えの参考にもしてみてはいかがでしょうか?
■おすすめの2ピースパドル
BLACK PROJECT | Pure Adjustable
KOKUA | KK 2 PIECE CARBON PADDLE
SUPのエンジンと呼ばれるほど重要なギアであるパドル、ぜひこだわって選んでみてください!
STAFF ヒロユキ