2023/24モデル エントリーユーザーにおすすめのボード10選

いよいよ本格的なシーズンインが近づいてきたこの頃。
首都圏では冬スポやスノ天などの大型の催事が行われ始め、これから本格的にスノーボードを始めたいエントリー層の動きも活発になってきています。店頭でも週末には多くのエントリーユーザーが訪れ、価格やデザインを吟味しながら悩んでいる様子を多く見かけます。

そこで今回はエントリーユーザーにおすすめのボード10選をご紹介。
その中でもタイプ別に分けてご紹介していますので、エントリーユーザーの皆様はぜひご覧ください。


》価格を抑えたい方向けボード3選

スノーボードの基本形状となるキャンバー形状をメインに、硬さはソフトフレックス。
スノーボードに必要な「荷重」や「板をしならせる」動きを覚えるのに最適なボード達。

さらにエントリーユーザーにスノーボードの楽しみをもっと知ってほしいという各ブランドの願いもあり、価格を抑えめに設定されているのが特徴。かといって仕上がりは上位機種と比べても遜色ないレベルなのでご心配なく。

CAPITA | PATHFINDER

日本人ライダー國母和宏をグローバルライダーに抱え、独創的なデザインでファンを魅了するオーストリア発のブランド、CAPITA。

PATHFINDERはキャンバー形状をベースに、キャンバーのデメリットであるエッジ際の引っ掛かりを軽減するためにフラットゾーンを設けることで乗りやすさを向上させました。その為グラトリなどの、面で雪面を捉えるスタイルにも適応させやすいのも特徴の一つです。

DEATHLABEL | BLACK FLAG

実はジャパンブランドであるDEATHLABEL。
日本の山や日本人の為に設計しているので癖を感じにくく乗りやすい。

BLACK FLAGはソフトフレックスに加えてトーション(板の捻じれ)も柔らかいため、誰でも簡単に乗ることが可能。
デザインは黒と白を基調としたシンプルなデザインで、ステッカーチューンが光る1本。飽きにくいシンプルなデザインは長い期間乗るのにも適しています。

BURTON | GOOD COMPANY

言わずと知れたトップブランド、BURTON。
世間的には上級者が使うブランドというイメージが強いこのブランドも、エントリーユーザーをフックアップしたい気持ちからこのGOOD COMPANYをラインナップに加えています。

こちらはシンプルなキャンバー仕様。力強いエッジングが魅力です。
価格も高めの印象が強いBURTONですが、この3本の中で最も安いというのも驚き。


》長い期間使えるオールラウンドモデルボード5選

せっかく揃えるのだから”価格”ではなく”価値”で選びたい方におすすめのボード達。
ライダーも使用するほどのハイスペックながら初心者にもおすすめなので、長い時間相棒となって活躍してくれます。

CAPITA | D.O.A

CAPITAを代表するフラグシップモデル、D.O.A。

先ほど紹介したCAPITA | PATHFINDER同様のハイブリッドキャンバー形状。
硬さは少し硬くなりますが、全体で見ればソフト~ミドルフレックスの乗りやすいモデルです。

当店でもトップ3に入る人気のボードです。

SALOMON | ASSASSIN PRO

こちらは限られた取扱店にしか置いていない数量限定のモデル。

ソフト~ミドルフレックスモデルであるASSASSINというモデルをアップデートさせ、より多くのユーザーに適応するのがASSASSIN PROです。
ASSASSINにカーボンレイヤーを搭載し、反応速度と軽量性を高めています。

SALOMON独自の形状「ロックアウトキャンバー」は、キャンバー形状をベースに、山なりの頂点を平らにしているのが特徴。
そうすることで通常のキャンバーよりも板をしならせやすく、荷重するとロッカー形状になることでエッジの引っ掛かりを軽減したり、パウダーライディングの際の浮力を高めてくれるなど良いこと尽くしの形状。

DEATHLABEL | BLACK BOX

ノーズとテールが四角い特徴的な形状はDEATHLABELならでは。
BLACK BOXの名前に相応しく、箱のような形状をしています。

硬さはソフト~ミドルフレックスで、試乗した感想としてはかなりCAPITA | D.O.Aに近く、なんでも出来る乗りやすいオールラウンドボードといった印象。
せっかくなのでD.O.Aと比較してお選びいただくとより好みのボードを選びやすいのではないでしょうか。

BURTON | CUSTOM

言わずと知れた名機、CUSTOM。
登場から20年以上経つこのモデルは、マイナーチェンジを繰り返しながら常に先頭を走り続ける定番モデル。
CUSTOMが1本あれば出来ないことはありません。

世界で活躍するトップライダー達もこぞって使用するモデルでありながら、初心者まで乗れてしまう。
スノーボードをする上で一度は絶対に乗ってほしいボードです。

BURTON | PROCESS

CUSTOMの弟分にあたるモデルなのがPROCESS。
CUSTOMを少し柔らかくし、形状をキャンバーからピュアポップキャンバー(前述のハイブリッドキャンバーと同じ形状)に変更し、よりマイルドな乗り味にしたモデル。

とはいえ、BURTONのグローバルライダー、マーク・マクモリスの愛用機であることがそのスペックの高さを証明します。

CUSTOMが気になるけど脚力に自信がない方や、CUSTOMのフリースタイル要素を高めたい方におすすめです。


》グラトリを本格的に練習したい方向けボード2選

スノーボードをこれから始めたい若い世代の子達はこぞってグラトリに興味がある様子。
A-BONYでもそういったユーザーの声に対応するべく、昨年登場したリアルなグラトリライダーがやっているブランドCROOJAの取り扱いを開始。
ソフトフレックスながらグラトリに必要な弾きを生み出す魔法の様なボードが特徴です。

CROOJA | LOCUST

形状はシンプルなキャンバーながら、エントリーユーザーにも扱いやすいように絶妙なソフト~ミドルフレックスに仕上げた1本。
グラトリをメインに、フリーランやパークなどオールラウンドに遊びたい方におすすめのモデル。

CROOJA | WORM

CROOJAより今年登場した話題のモデルWORM。
特徴的なダブルキャンバー形状は雪面での回転性能を高め、反発力も有するためグラトリに必要な要素を詰め込んだモデル。

グラトリ初心者の方でも簡単に弾けて粘れるボード。


今回ご紹介したボード以外にも、店頭には個性豊かなボード達が軒を連ねております。
皆様それぞれの要望に応じたモデルをご紹介しますので、ぜひお店までお越しくださいませ。

STAFF ヒロユキ

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