【初心者必見!】スノーボードブーツの選び方

以前書いた「【ブーツが合わないのは履き方のせいかも?】スノーボードブーツの履き方」や、2年ほど前に書いた「BURTONブーツの選び方《サイズ編》」など、ブーツに関するブログが非常にご好評いただいております。ありがとうございます。

そこで今回は「ブーツの選び方」にフォーカスしたブログを。
特に初めてブーツを選ぶ人なんかは「一体何を基準に選べばいい分からない」という声を店頭でも多くいただきます。
今回の内容がそういった方の参考になれば幸いです。


・まずは硬さで決める

まずは硬さを元にモデルを絞り込みます。

基本的には硬いブーツはカービングやハーフパイプ等のシビアなエッジコントロールが求められるスタイルに、柔らかいブーツはグラトリやパウダーライディングなどの自由度が求められるスタイルに合っています。
ですのでご自身の好みのスタイルが決まっていると選びやすいです。

まだそういったものが無い方は普通ぐらいの硬さのブーツをお選びいただければ最も汎用性が高いと思います。

また、初心者の方に関しましては基本的には柔らかいブーツをおすすめします。
理由としては、スノーボードを上達するうえで「ボードへの荷重」という動作がかなり重要になっており、その動作の為には「ブーツを踏む」という動作を覚える必要があるからです。
初心者の方ですとまだブーツを履き慣れていない為、この踏むという動作を難しく感じる傾向にあります。
ですのでその動作を覚えるためにもはじめは柔らかいブーツから入った方が上達がスムーズになります◎


・ブランドそれぞれの特徴で決める

次にブランドごとの特徴で絞ります。

現在A-BONYで取扱いのあるブーツブランドは「BURTON」、「SALOMON」、「DEELUXE」です。
以下がブランドごとのざっくりとした特徴。

》BURTON

言わずと知れたトップブランド。
長年の歴史や経験から算出されたデータを元に作られているブーツは、多くのユーザーに適合します。

また、BURTONのブーツは足の熱でインナーの形が変わっていくため、履きながら自分ピッタリの足型に変わっていきます。
当店でも一番人気のブランドです。

》SALOMON

今や総合アウトドアブランドとしてアパレル方面でも人気の高いSALOMON。

SALOMONブーツでおすすめなのが、STR8JKT BOAというシステム。
インナーの足首部分を集中的に締め上げられるBOAがかかと浮きを無くします。

このあたりの説明は以下のブログでも紹介していますので是非チェックを。

ブログはこちら

》DEELUXE

スノーボードブーツブランドとしてこちらも外すことが出来ないブランド。
サーモインナーと呼ばれる専用ヒーターを使ってオリジナルのインナーを作ることが出来る唯一無二のブーツ。
足形に癖があって他ブランドのブーツを履けない人でもDEELUXEのブーツは適合します。

ブーツアクセサリーも充実しており、カスタマイズ要素を楽しめるのも人気の秘訣。

これらの情報を元にモデルを絞ります。

ちなみにビンディングを既にお持ちの方はビンディングのブランドで絞るのも◎
ビンディングの形にもそれぞれ特徴があるので、少なからず相性の良い・悪いがあります。
気になる方は店頭にビンディングをお持ちいただいてブーツを決めていただいても大丈夫です!


・アウターの締め方で決める

ここまで絞れたらほぼモデルが決まっていることがほとんどですが、まだいろいろなモデルでお悩みの場合はアウターの締め方で選ぶのも。

アウターの締め方は「BOA」、「クイックレース」、「クラシックレース」の3種類のパターンがあります。
それぞれの特徴は以下。

》BOA

現在のスノーボードブーツシーンではおそらく最もシェア率が高いのがこのBOAシステム。
レースを締めるのに力を必要としない為、性別年齢問わず誰でも簡単に履くことが出来るのが人気のポイント。

》クイックレース

BOAに次いで人気なのがクイックレースタイプ。
ハンドルを引っ張り上げるだけで一気に締め上げられるので、まさにクイックな着用が可能。

》クラシックレース

今や普及率としては最も低く、正直扱いのめんどくさいやつです。
でもだからこその良さもあるんです。

クラシックレースタイプのブーツは最も踏み心地が自然です。
また、1本1本自分の好きなように掛けることが出来るので、カスタマイズ性が高いのも人気のポイントです。


・重要なのはとにかく履きまくること!

足の形は人それぞれ異なるので、自分にどのブーツが合っているかは履かないことにはわかりません。
ですのでしっかりとした情報や知識をお持ちでない方は通販での購入はおすすめしません。
何足履いていただいても大丈夫なので、とにかく店頭で履きまくりましょう!


もし可能なら今履いているソックスやインソールもお持込みいただいて試着していただくとベストです。
自分に合った一足を見つけましょう!

STAFF ヒロユキ

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